旅客自動車運送事業における労働時間について

294 表示産業保健の現場から長時間労働
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初めて利用させていただきます。

旅客自動車運送事業、特にタクシー運転手の長時間労働対策についての質問です。

タクシー業界においては、隔日勤務や車庫待ち等の運転者といった独特の勤務体系や、拘束時間の規制といった概念がありますが、

時間外・休日労働時間の評価・算出はどのように行えばよいのでしょうか?

単純に作業時間と手待ち時間を合計し、高プロやフレックスタイム制のように週あたりや月あたりの法定労働時間を超えた分ととらえてよいでしょうか?

安衛法66条の8に基づく長時間労働者への医師による面接指導の対象者を選定することを念頭に、

運転者の労働時間管理についてご教示いただければと思います。

よろしくお願いします。

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ご質問ありがとうございます。相談員の渋谷です。

まずタクシー運転手に適用される労働時間制度について確認してみてはいかがでしょうか。ご確認方法として、労務担当者に「タクシー運転手の労働時間制度はどのような運用になっていますか?」と尋ねるか、就業規則や労使協定をご確認いただくのがよいかと思われます。
タクシー運転手に適用される労働時間制度は、おそらく労働基準法上の変形労働時間制ではないかと推察いたします。変形労働時間制適用の労働者は、厚労省リーフレットにおける一般労働者にあたります。一般労働者の時間外・休日労働時間の評価・算出方法や医師による面接指導の対象者選定は、リーフレットに詳細が記載されております。ご確認よろしくお願いいたします。

また手待ち時間は使用者の指揮命令下にあるため、一般に労働時間として取り扱われる時間として認識しております。

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JAOHL-Law相談員(弁護士)です。

安衛法66条の8の3は、長時間労働者を対象とする面接指導を実施するために、事業者が労働者の労働時間の状況を把握しなければならない旨を定めています。

事業者は、労働者の健康確保措置を適切に実施する見地から、労働者がいかなる時間帯にどの程度、労務を提供し得る状態にあったかを確認していくことになります。

その際、労働者が事業者の指揮命令下に置かれていたか否か等を中心に労務を提供し得る状態にあったかどうかを判断していきます。

例えば、労働者が業務に従事していなくても、事業者の指揮命令下にあると評価できる場合には、労務を提供し得る状態にあったと判断されることが多いでしょう。

以上の結果、①時間外・休日労働時間が1月当たり80時間を超えていること、②本人が申し出ていること、という2つの要件を満たす場合には、医師による面接指導を実施する義務が課せられることになります。

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