復職6か月後の勤怠不良について
はじめまして。産業保健師をしております。
本日(4月20日)産業保健総合支援センターで三柴先生のセミナーを受講しました。大変勉強になりました。ありがとうございました。
三柴先生から質問がある場合こちらの相談室の利用が可能であるとご紹介いただきましたので、初めて利用させていただきます。稚拙な文章で大変申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
検討課題(2)「不調者に産業医への受診を命じられるか」という問いへの回答で、就業規則の試案をご紹介いただきましたが、就業規則 試案 ①2の「一か月に類似の疾患などによる欠勤が〇日以上となった場合」について妥当な日数があればご教示下さい。 例えば月に3日というのは妥当な日数でしょうか?
弊社社員で実に困った性格の社員がおり、対応に苦慮しております。メンタル不調で休職し、復職後6か月経ち通常勤務が開始したのですが、週に1回ペースで不定愁訴を理由にお休みすることが増え始めました。(休職に至った経過でも同じような状況が見られたため、心配しております)
このままだらだらと休みが続く事へどう対応してよいのか、思案しております。就業規則では対応が難しく、事業所独自で本人との約束事のようなものができないか思案中です。今回の講義で試案としてご教示いただいた内容が活用できないものかと思い、ご質問させていただきました。
どうぞよろしくお願いいたします。
相談員の渋谷です。
個人的な感覚で恐縮ですが、月に3日は妥当と感じます。
月の勤務日数が20日と想定した場合、月3日の欠勤は欠勤率が1割を超えます。私の知る限り、欠勤率1~2割程度に設定されることが多いように思います。実際社員の欠勤が週1日以上となると、業務を任せられない等の弊害が増えてきます。
本人との約束事として運用することで直ちに問題が生じることは少ないですが、根拠としては心許ないです。就業規則等で規定を設けておくことをお勧めします。